ヘンリー・マンシーニの企画アルバム [50s-60s]
The Versatile (1957)
初期のヘンリー・マンシーニ楽団によるムード音楽集。タイトルの通り、まさにマンシーニの多芸多才ぶりがアピールされた一枚。曲目を見ると「引き潮」「スリーピーラグーン」など、海に関するトロピカルな曲ばかり。ファンとしては、ぜひ聴いておきたいアルバムだ。オリジナルはモノラルだが、2008年のCD化では貴重なステレオ版も収録。
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SOUSA IN HI-FI (1958)
第2次大戦中に空軍のマーチングバンドで活躍していたマンシーニは、吹奏楽にも卓越したセンスを見せる。当アルバムでは、原曲に忠実なアレンジながら、思いきり羽を伸ばしている感がある。2009年に、もう一枚のマーチアルバムとのカップリングでついにCD化。デジタルリマスターによる高音質で楽しめる。
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The Mancini Touch (1959)
これがマンシーニです、と言わんばかりのプロモーション的なオーケストラ・アルバム。すでにこの頃にはマンシーニらしい、楽器の重ね方やユニークなアプローチが確立されていたことが分かる。プレーヤーには、後に映画音楽の巨匠となる若き日のジョン・ウィリアムスが、ピアニストとして名を連ねる。
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The Blues and The Beat (1959)
これは力作。ビッグバンドによるダイナミックかつ繊細なディティール。特に「ミスティ」の、静から動へと盛り上がっていく演奏には震えが来るほど。グレン・ミラーやトミー・ドーシーに憧れていたマンシーニだけに、きっと思い入れの強いアルバムだったことだろう。
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Combo! (1960)
マンシーニの組んだ小編成コンボによる、クールでアダルトなジャズセッションアルバム。チェンバロがリードする「プレーボーイのテーマ」がたまらなくいい。レコーディングは1960年で、クレジットにはディック・ナッシュ、ジョン・ウィリアムス、アート・ペッパーらのプレーヤーが連なっている。
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Our Man in Hollywood (1963)
アカデミー主題歌賞を受賞した「酒とバラの日々」、マンシーニのデビュー作ともいえる「グレン・ミラー物語」などのセルフカバーに加え、「荒野を歩け」などマンシーニお気に入りの映画主題歌が集められたコレクション・アルバム。
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Uniquely Mancini (1963)
改めてビッグバンドで彩られた、ジャージーなアルバム。目玉は「ラプソディー・イン・ブルー」、そして「ムーンライト・セレナーデ」。マンシーニのユニークな個性溢れるアレンジ、またセッションは、いつもながら聴き応え満点。
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The Concert Sound of Henry Mancini (1964)
ヘンリー・マンシーニがコンサート向けにアレンジした楽曲を発表。 「アカデミー賞セレクション」、「ビクター・ヤングに捧ぐ」、「デヴィッド・ローズの音楽」、「ピーターガン・ミーツ・ミスターラッキー」を、それぞれ長尺のメドレーで。
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Dear Heart (1964)
マンシーニ・サウンドの特徴の一つはコーラスにある。楽器的でシャープなアプローチと都会的なハーモニー。このアルバムでは、そのコーラスによる歌声が存分に楽しめる。「ディア・ハート」「男性の好きなスポーツ」などのセルフカバーに加え、「イパネマの娘」といったスタンダードまでの全12曲。あの「ミスターラッキー」にボーカルバージョンがあったとは!
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The Latin Sound of Henry Mancini (1965)
マンシーニのエレガントなラテンアルバム。「コルコバード」「そよ風と私」「ティコティコ」等々、ブラジルやスペインなど南アメリカのスタンダードナンバーをデリシャスにお料理。冒頭に「ピーターガン」のラテン・バージョン「セニョール・ピーターガン」なんぞを吹き込んでしまう、マンシーニのユーモアセンスが微笑ましい。
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A Merry Mancini Christmas (1965)
マンシーニの定番クリスマスアルバム。軽快なスタンダードから、荘厳な讃美歌、聖歌まで名曲がいっぱい。全体的に60年代のマンシーニ特有の洒落たジャズエッセンスで彩られ、ムード満点のイージー・リスニングとしての聴き応えが存分にある。
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Music Of Hawaii (1966)
マンシーニのトロピカルアルバム。「大洋のかなたに」のセルフカバーから、「ブルーハワイ」「ハワイの結婚の歌」といったスタンダード、そしてハワイと言えばこの歌「アロハオエ」。なぜか音質があまり良くないため、聴き苦しい箇所もあって残念だが、南国情緒をたっぷりと堪能できる。
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Mancini '67 (1967)
やっぱりマンシーニはビッグバンドが大好きで、自信もあるようだ。切り札としていつも温めていた企画なのだろう。「いそしぎ」では「ミスティ」でのアレンジを踏襲するなど、方法論にも弛みがない。マンシーニは「ベストメンバーによる、ビッグバンドジャズのベスト」と自賛している。
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Encore ! More of the Concert Sound of Henry Mancini (1967)
「The Concert Sound of Henry Mancini」の続編。今回の出し物は、「ビートルズの肖像」、「外国映画祭」、「ハリウッドからの音楽」、「マンシーニによる3曲」。「ビートルズの肖像」は、90年のRPOポップスとの来日公演でも演奏された。
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The Big Latin Band of Henry Mancini (1968)
マンシーニはラテンリズムもお得意。このアルバムには特別に編成された彼のラテンジャズバンドによる、パワフルなナンバーがズラリ。選曲が実にユニークで、一発目はなんとエルマー・バーンスタインの名曲「荒野の七人」!そのほか「続・夕陽のガンマン」「プロデューサーズ」「スパイ大作戦」など、なんだかマニアックな雰囲気。
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Six Hours Past Sunset (1968)
RCAで確立されたマンシーニ・ムード。ベースがツインで、小刻みなリズムギターが特徴。もともとグレン・ミラー楽団に所属していたピアニストとしての面目躍如の一品。表題曲を始め、コーラスの優しい「Softly As I Leave You」、ラロ・シフリンの名作「女狐」などの曲がマンシーニマジックによってアレンジされ、彼の作品「いつも2人で」「ナタリーの朝」がセルフカバーされている。奇をてらうことなく、優しくエレガントな構成となっている。
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A Warm Shade of Ivory (1969)
前作同様のコンセプトによるマンシーニのカバーアルバム。ここでも、マンシーニの温かいピアノをメインとしたオーケストラサウンドを楽しめる。ミシェル・ルグランの「ウォッチ・ホワット・ハプンズ」や、アントニオ・カルロス・ジョビンの「メディテーション」などが丁寧に作られているのが印象的だ。
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Debut ! (1969)
ヘンリー・マンシーニが、フィラデルフィア・オーケストラ・ポップスを指揮したア���バムで、収録はAcademy of Musicとなっている。本人のライナーノーツによると、「Beaver Valley-'37 組曲」は自身が少年時代を過ごしたペンシルバニアを懐古して作曲したもので、以下のオリジナル6曲は、フィラデルフィア・オーケストラ・ポップスの優れたサウンドと、オーケストラの各楽器セクションをハイライトさせてオーケストレーションしたものとのこと。
詳細 (同音源収録の再編集アルバム) - Amazon.co.jp